2016年8月6日(土)第62回まちなかリボンサロン開催
2016年8月6日(土)第62回目となるまちなかリボンサロンがあり、医療者、ボランティアを含め95人が集いました。
朝から厳しい暑さの続く広島では、原爆投下から71回目の8.6を迎え、広島市内ではごった返すような人通りです。ここまちなかリボンサロンでは、14時の開始を待たず次々と参加者が来られ、和やかに時々賑やかに医療者を囲んでおしゃべりをしたり、楽しく午後のひとときを過ごしました。
今回のミニレクチャーは、当サロンの代表者でもある広島大学病院乳腺外科 角舎学行先生に「乳がんの最新トピック」と題してのお話しでした。
(1)新しい治療、免疫療法への期待(2)治療効果は誰がきめる?(3)最新のチーム医療について、興味深い内容を専門的な立場からわかりやすくお話してくださいました。
●アンケート自由記述(一部抜粋)
・免疫の話はわかりやすくて興味深かったです。
・新薬と費用対効果は、今の国家の経済では仕方がないけれど、研究は続けて欲しい。
・乳がん治療に敏感になり、そればかりで毎日過ごしてきました。しかし今日のお話で、そんなに恐ることはないように思えました。再発しれば、それなりの対処ができるように思いました。
・角舎先生のお話は、たいへんわかりやすくユーモアも含めて楽しくお聞きすることができました。
・初めて参加しましたが、みなさん乳がんの経験をされていて共有できる話が多く、ありがたかったです。感謝申し上げます。
・今まだ調子が悪かったのですが、参加して良かったです。
また、情報として10月16日に第二回乳がんアカデミアが開催されることや、冊子「副作用ガイドブック」を現在作成中で、乳がんアカデミアへ来られた方へは無料で差し上げます、とうれしいお知らせもありました。
「副作用ガイドブック」は、「ウィッグマップ」、乳房再建術と下着や補正用品に関するの情報誌「おしゃれに過ごしたい」に続き、まちなかリボンサロン発行の第3弾となる発行物です。
次回のまちなかリボンサロンは、9月3日(土)です。
ミニレクチャーには、広島大学病院形成外科の永松省吾先生による「手術のきずあとと乳房再建のお話」です。リンパ浮腫のお話も少しあるようです。どうぞお楽しみに!