2012年9月1日(土)第15回まちなかリボンサロン開催
昼間は残暑が厳しい9月1日(土)第15回目となるまちなかリボンサロンがありました。
患者さん、医療従事者、ボランティアスタッフを入れて約90人が一同に会し、おしゃべりをしたり、質問や意見交換をしたりと楽しく賑やかに9月の初日を過ごしました。
今回は初めて来られた方も多かったですが、毎回来られる方もおられます。
すっかり顔なじみになった医療従事者たちは、お茶を片手にあちらこちらとテーブルをまわり、皆さんの質問に笑顔で応対しておられました。
もちろん、静かに語らいたい方、話を聴いてほしい方もおられ、それぞれ思い思いに時間を過ごしておられます。
あっという間に時間がたち、後片付けをするあいだも、皆さんは立ち話をしたり、相互に交流を深めておられました。
今回のミニレクチャーは、広島大学病院から作業療法士で当運営委員会のスタッフでもある、金山亜希さんによる「リンパ浮腫について」と題してのお話がありました。
わかりやすくて、とてもためになる内容で、皆さん熱心にお話を聞いておられました。質問も飛び交うなどとても有意義なミニレクチャーとなりました。
今回配布した資料のなかで、がん対策として広島県に取り組んでほしい内容のアンケート用紙がありました。
9月6日に、県庁において、ヒアリングワークショップがあり、県内で活動するがん患者団体およびがん患者支援団体からのヒアリングが公開で実施されます。
まちなかリボンサロンもこの会議に参加します。この日集めた皆さんからの多数の貴重な意見や要望は事務局でまとめ、角舎先生ほか医療スタッフが直接会議に出向き、提言します。広島県がん対策推進会議では、それらを次期「広島県がん対策推進計画」に反映されるそうです。